2023年10月27日
突然ですが10月31日といえば、何が思い当たりますか?
昨今ではにぎわいを見せている’ハロウィン’を想像される方が多いのではないでしょうか。
ハロウィンはこの季節、外出すると飾り付けを目にすることも多く、グッズの用意も簡単にできるようになってきたのではないでしょうか。
アメリカ ニューヨークでは毎年大規模仮装パーティーが開かれています。
毎年6万人の参加者と200万人の見物客が集まります。
これは世界最大規模の超大型イベントで賑わいを見せています。
ではハロウィンと言えば何をするイベントだと思いますか?
「コスプレパーティー」、「クリスマスのように飾り付けを楽しむイベント」、「子どもたちがお菓子をもらえる行事」など、様々なイメージがあると思います。
沢山のイメージがあるハロウィンってそもそもどのように始まったのか、ご存知でしょうか!?
何を目的に行われていたのか!?
そんな意外と知られていない’ハロウィン’について、この記事は深掘りしご紹介したいと思います。
ハロウィンとは毎年10月31日に行われるお祭りです。
多くの方がイメージされるであろうカボチャをクリ抜き、独特の目の形や口の形を作ったものを飾り付けたりします。
またお化けなどの仮装を施した子供たちが近所をまわり、お菓子をもらったりする風習があります。
ハロウィンの名前の由来は、キリスト教の11月1日に行われるすべての聖人を祝う日「万聖節[ All Hallows ]」の「前夜祭[ All Hallows Evening ]が変化して「ハロウィン[ Halloween 」になったようです。
ハロウィンの起源は古く2000年以上前の古代。
ヨーロッパに住む古代ケルト人が行っていた「サウィン」と言う儀式が起源だと言われています。
「サウィン」では実りある秋の収穫を祝っていました。
またケルトの暦では10月31日は1年の終わりの日とされており[大晦日]。
11月1日は新年とされていました。
この[大晦日]の日は[お盆]のように、先祖の霊が家族のもとへと戻ってくる日とされていました。
さらには先祖の霊と共に悪霊もやってくると考えられており、悪霊が人や農作物に悪さをするとも考えていたようです。
そこで、悪霊に仮装をして人だと気づかれないようにしたり、魔除けの焚き火で寄せ付けないようにして農作物を守ったりしていたと言われています。
時は流れて、19世紀。
ヨーロッパの移民が大量にアメリカへ到着したことから、徐々にアメリカ社会へ広まって行き20世紀には世界へと広がることになりました。
カボチャをくり抜いて作られたランタンです。
「カボチャちょうちん」や「お化けカボチャ」とも呼ばれています。
くり抜いたカボチャに目や鼻、口を作り、中にろうそくの火を灯すと、不気味な表情をしたランタンが出来上がります。
悪霊への魔除けとされています。
元々はカブで作られていたようですが、アメリカではカボチャの方が入手しやすかった、くり抜きやすかったなどの理由から変わっていったと言う説があります。
前述のように悪霊に人だと気づかれないように変装します。
幽霊、悪魔、魔女、ゾンビ、吸血鬼、フランケンシュタインなど「こわ〜い」イメージのキャラクターが選ばれることが多くなります。
近年ではさらに、海賊やスパイダーマン、バットマンなど映画や漫画のキャラクターに扮する仮装も行われています。
日本語訳では「お菓子くれないなら、イタズラしちゃうぞ!」となります。
古代ケルトでは天国へ死者が行けるよう[ソウルケーキ]を用意していました。
このことから「ケーキをくれないと天国へ行けない!」から発生したと言われています。
アメリカでは一般的に「トリック オア トリート」の合言葉で仮装した子供たちが近所をまわり、お菓子をもらっています。
意外と知られていない’ハロウィン’についてご紹介致しました。
日本でも大きなイベントとなってきている’ハロウィン’。
参加したことのない方も、季節イベント’ハロウィン’を取り入れて楽しんでみてはいかがでしょうか?
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一緒に楽しんで頂けますと幸いです。
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